ここ数年、Web技術の進歩がめまぐるしいです。
会社の写真や事業内容がパソコンで表示されるだけでOKという時代が懐かしいw
今はレスポンシブだの、スマホ対応だの制作側はやる事がてんこ盛り。
そんな技術進歩が目まぐるしい2017年。
Webサイトを制作会社に依頼する前にこれだけ確認しておけば大丈夫っていうWebサイト事情をご紹介させていただきます。
Webサイトのスマホ対応
会社で働いていると意外に見落としがちですが、Webサイトを閲覧する人ってスマホユーザーの方がパソコンユーザーより多かったりします。Google Anayticsで自分のサイトを見てもらうと分かるんですけど、僕のサイトだと先月は全体の6割がスマホ、4割がパソコンからの流入でした。
ということは、パソコン画面の見た目よりスマホ画面の見た目を優先すべきだという事です。
制作会社によっては、パソコンでの表示だけしか確認しない事もあります。
そもそも見積もりの段階で「スマホ対応」とか「スマホサイト制作」っていう項目が入ってなければ、パソコンだけのページしか制作しない可能性が高いはず。
必ず確認しておきましょう。
自分でWebサイトを更新するかどうか
Webサイトを制作する際に、クライアント側で更新をするかどうかで見積もりが変わってきます。
というのもWebに全く知識のない人が更新を行うには、CMSというWebシステムを組み込む必要があるからです。
WordPressは有名なCMSで一度は耳にしたことがあると思います。
自分でWebサイトを更新するメリットは更新費がかからない事。
デメリットはCMSをWebサイトに組み込む初期費用がかかる事です。
反対に更新を制作会社に依頼する場合。
メリットはCMSが必要なくなるので、組み込みの初期費用がかからない事。
デメリットは更新費が発生する事です。
どちらも一長一短ですが、Webサイト制作時に社内でじっくり検討すべきだと思います。
レスポンシブか通常サイトか
2017年現在、Webサイトには大きく分けて2つのタイプがあります。
一つ目はPCとスマホサイトを別々に制作するタイプ。
もう一つはレスポンシブといって、一つのファイルでPCとスマホサイト両方表示させるタイプ。
Googleは後者のレスポンシブを推奨していますが、設計に時間と手間がかかるのが難点。
最近はデザイン性よりもUIを意識したWebサイトが増えてきており、デザインが似たサイトが無数に存在します。
僕自身は機械的なデザインよりも泥臭いデザインの方が好きなんですがw
時代の流れってやつですね。
今からWebサイトを新しく作られる方には、Google推奨のレスポンシブをオススメします。
Webデザインの参考サイトの提示
Webデザインも美容室と同じで、見本サイトを提示してもらえると、デザイナーがデザインのイメージを掴みやすいです。
逆にこんなデザインでって口頭で言われて、もしデザイナーがクライアントと違うデザインを思い描いていたら。
Webサイトは想像とは全く違うデザインで仕上がっていきます。
デザインのニュアンスは人によって違います。
口頭でのデザイン議論はある程度方向性が決まってからの方がいいかもしれませんね。
最後に
今後ますますWebを閲覧するデバイスが増えることが予想されます。
それに合わせて、Webサイトの表示も工夫する必要があります。
今まではデザインだけ考えてればよかったものが、Webデザイン+UI(ユーザーインターフェース)を考えて制作しないといけません。
Webサイトを訪れた方にどんな経験をさせるか。
デザイナーの仕事は今後ますます幅広くなりそうです。
Webサイトを依頼する側も、ユーザーがどんな環境で何を求めているのかを想像すると、Webサイトの方向性が少しずつ固まってくると思います。
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