デザインの重心って?色や大きさで変化するビジュアルウエイトのまとめ! – ゾウデザ

デザイナーハック

世の中の全てのデザインには重さがあります。

あのデザインは100kg、あっちのデザインは50kgかな。

 

重さっていうと、地球の重力で物体が地面に引っ張られる強さみたいなイメージだと思います。

でも今日お話しするのは、デザインの重さ

 

え?デザインに重さなんかあるの?って感じですよね。

安心してください。

重さはあるんです。

 

しかもこの重さの理論を知っていれば、デザインを考える時間を短縮することができます。

それでは、摩訶不思議なデザインの重さについてご紹介していきましょう。

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まず、デザインのバランスとは?

バランスが悪いって言葉を耳にしたことがあると思います。

デザインを見て、なんか気持ち悪いなとか、なんか偏ってるなって感じたときは、だいたいバランスが悪い時です。

 

では、バランスの悪さの原因って何だと思いますか?

実は、デザインの中に配置されているオブジェクトの重さが関係しているんです。

 

ちょっとややこしくなってきましたね。

では、その重さについて今から解説していきます。

 

 

 

デザインの重さ

デザインの重さは、これから紹介する4つの要素が関係してるんです。

 

1. サイズ

大きい要素は、小さい要素よりも重みがあります。

単純に大きい方が重いって話です。

簡単ですよね。

サイズ

 

 

2. 色

色の重さは明度(色の明るさ)に起因します。

明るい色は軽く、暗い色は重く感じます。

ここも何となくわかる気がしますね。

色

 

 

3. テクスチャ

背景にテクスチャがある場合と、色だけの場合、テクスチャのある方が重く感じます。

う〜ん。

だんだん難しくなってきましたね〜。

とりあえず、そういうものだと思って次へいってみましょう。

テクスチャ

 

 

4. 形状

規則的な形状のオブジェクトは、不規則なオブジェクトより重い印象を与えます。

微妙ですね。

そう言われると、そうかもしれないって領域ですね。

形状

ここでご紹介した4つの内容は、そういうものだと思って知識として覚えておいてください。

心理学できちんと実証されている内容なので。

 

 

 

重心(バランス)をうまくとる方法

では、実際にどうやって重心を上手にとるのか。

デザインの現場で役立つテクニックをご紹介したいと思います。

 

1. 対角線を意識する

対角線上に配置された写真は、それぞれが支え合って、バランスを保っています。

2つの内容を比較するときによく使われるレイアウトです。

 

対角線を意識する

 

 

2. 中央揃え

左右対称のデザインは、バランスをとりやすいレイアウトの一つです。

安心感や高級感を演出したい時なんかによく使います。

 

中央揃え

 

 

3. 余白を活かす

余白って何もないのから、軽いのかなって思いますよね。

余白自体に重さは感じないんですけど、下の画像のように余白の中にぽつんと配置された物体は、周りの余白面積も含めた重さとして認識されます。

簡単にいうと、広い余白の中に小さくまとまっている物体は、結構重みがあるってことです。

 

余白を活かす

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?

デザインには重さがあって

  1. サイズ
  2. テクスチャ
  3. 形状
  4. レイアウト

によって、それぞれ重さの感じ方が違うっていうお話しでした。

 

何言ってんだろこの人って思わないでくださいね(笑)

今日紹介した内容は、ゲシュタルトの法則と呼ばれるもので、心理学できちんと証明されている事なんです。

でわ。

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