Photoshopって何ができるの?
写真補正に関することならだいたい何でもできます。
何でもできるがゆえに、何から始めていいのか分からない方も多いのでは?
僕もPhotoshopを扱いだして数年経ちますが、全ての機能は使いこなせていません(笑)
実は、仕事の際にPhotoshopで使う機能ってほんとちょっとなんです。
割合でいうと全機能の3割ぐらいかな。
今日はとりあえずPhotoshopのここだけ抑えれば楽しめますっていう使い方を簡単にご紹介したいと思います。
まずPhotoshopでよく使う部分
独断と偏見で僕がよく使う機能をご紹介していきます。
まず、①のツールボックス。 Photoshopの司令塔のような役割を果たし、全ての操作はここからはじまるようなイメージです。
続いて②は書体の操作に関わるウインドウ。
フォント選び、サイズなど。
③は主に画像の補正に関わる部分。
画像を回転させたり、切り抜いたり、色味を調整したり。
④は画像の重なりを操作する部分。
Photoshopではレイヤーという概念があり、複数の画像を重ねることで、いろんな表現が可能になります。
⑤は③と似ています。
詳細は後ほど説明しますね。
とりあえずPhotoshopでよく使う部分は上記の5箇所。
では、それぞれの機能について説明していきましょう。
1. ツールボックス
まず、Photoshopの操作の司令塔であるツールボックス。
Photoshopで画像を切り抜いたり、大きくしたり、色を変えたり。
全ての作業の基本はこのツールボックスです。
例えば一番右上の矢印は画像の位置を動かす機能。
その左の点線の四角枠は画像の選択範囲を作成して、画像を部分的に切り抜いたり、貼り付けたりできます。
ツールボックスは、とにかく触りまくってどういう機能があるのか覚えていきましょう。
2. 色調補正
ツールボックスの次に扱う機械が多いのが、色調補正。 色調補正は、画像の色味、コントラスト、明るさ、彩度などの調整ができる機能です。
Photoshopでは画面の上のメニュー項目から行う色調補正と、調整レイヤーを使う色調補正2通りの方法があります。
まずは、メニュー項目からおこなう方法をご紹介しますね。
メニュー項目を使う色調補正
「イメージ」→「色調補正」を選択すると、明るさ、トーンカーブなどの項目が出てくると思います。
これらは全て画像の見栄えを整えるための機能です。
明るさ・コントラスト
「明るさ・コントラスト」では、画像の明るさとコントラストをスライダーを動かすことで簡単に調整できます。
レベル補正
レベル補正も先ほどの「明るさ・コントラスト」と同じ機能です。 但し、レベル補正の場合、下の画像のように画像の情報を見ながら調整できます。
下の入力レベルのグラフの一番左がシャドウ(写真の暗く黒いところ)、中間、ハイライト(写真の明るく白いところ)となります。
じゃ〜どのぐらい調整するのってお話。
一般的には下の画像のような山なりの入力レベルだった場合、矢印の両端を山の端に揃えます。
シャドウ、中間、ハイライトのバランスが程よくとれている状態です。
一つの調整の目安として覚えておきましょう。
トーンカーブ
「明るさ・コントラスト」「レベル補正」でできることは全てトーンカーブで代用できます。
下の画像の黒い線の上をクリックすると、丸い点が表示されます。
その点を上下に動かして、画像の明るさやコントラストを調整しましょう。
ちなみに僕がよく使うのは下記の3つ。
というかこれだけしか使ってないかもしれません(笑)
色相・彩度
色相、彩度、明度3つの調整ができるんですけど、おそらく彩度のスライダーを一番多く使うことになります。
明度はトーンカーブでも調整できるので。
画像の彩度はここで調整するってことだけ覚えておきましょう。
カラーバランス
カラーバランスでは画像が青っぽかったり黄色っぽく色あせている写真の場合、色味を変更できます。
例えば、イエローを抑えたい時は、ブルー側にスライダーを動かせばOK。
階調のバランスは、ハイライトをよく使います。
シャドウと中間色はがっつり色味が変わってしまうので。
調整レイヤーを使う色調補正
先ほど紹介した内容はメニュー項目の「イメージ」を選択しておこなう色調補正でした。
Photoshopでは同様の処理を右下の白黒の丸いアイコンの調整レイヤーでもおこなえます。
大きな違いは調整した項目の痕跡を残すか、残さないか。
調整レイヤーを使うと下の画像のように、調整した項目をレイヤーとして保存することができます。
必要ないなって思った項目はレイヤーを削除するだけ。
レイヤーは増えますが、後から見直すときは大変便利な機能です。
ちなみに僕は調整レイヤー派です。
まとめ
Photoshopの使い方といっても、何をしたいかによってやり方はいろいろです。
初心者の方はまずPhotoshopを触って楽しむこと。
これが一番の習得の近道だと思います。
まずはPhotoshopのどの部分でどういう使い方ができるのか。
この記事を参考に覚えていただけたら幸いです。
でわ。
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