Twitterやネット上にはびこるインプット・アウトプット大事論。
デザイナーとして働くぼくも日々のインプットやアウトプットは日課のようにこなす。
やる人とやらない人で仕事の出来具合に差がでるのもよく分かる。
でも本音を言うと、毎日漫画読んで、アイス食って、屁こいて寝たい。
そもそもなんで必要?
ぼくはデザイナーという職業柄、日々のインプット・アウトプットは必要だと思ってる。
時代の流れを感じるというか、その時心にささるものって流行やパターンがあるから。
それが分からないと旧石器時代かって言いたくなるほど、しょぼいデザインしか出来なくなる。
いつも100%でデザインしてないと落ち着かない。
副業やりすぎて撃沈
そんな前衛的な姿勢が抑えきれずに爆発してしまった1年前。
このままサラリーマンとしてだらだら働くのはダメでしょってことで、副業をしこたま頑張ってみた。
ランサーズに始まり、近所の広告代理店に営業かけたり、ブログ経由の問い合わせ全部受けたり。
おかげさまで精神が崩壊して、最後はどうにもこうにも首が回らなくなり、泣いて謝り倒す日々。
向上心が裏目に出て撃沈。
仕事に追われすぎてインプット・アウトプットする余裕なんてなかった。
自分らしくやる
36才になって思う。
いくら仕事が出来たって、他人はさほど気にしてないって事。
自分のペースでやれる事を少しずつ伸ばしていくのが正解かなと。
無理にプレッシャーかけて、頭おかしくなって、家族や仕事仲間に迷惑かけるぐらいなら、漫画読んで、アイス食って、屁こいて寝てた方がマシ。
一人でやれることなんてたかがしれてる。
そんな事より周りの人に相談して、協力してもらうスキルの方が何倍も役に立つ。
知識でっかち
インプット・アウトプットによってスキルは日々高まる。
すると同僚や仕事仲間の事を少し見下すようになる。
しまいには、「これ勉強しといてくださいね」なんて超上から目線で物を言うようになる。
こうなるともはや仕事どころではない。
はい。お好きにどうぞ。ってな具合。
一人で全ての仕事を完璧にこなせる人は見た事ない。
仮にできるとしたら、超スモール案件。
ビジネスの規模が大きくなるとマンパワーは必然的に必要になる。
そんな時に一人だけ頭でっかちがいたところで、何の役にも立たない。
いつも心にとめておきたい。
「ぼくは無力だ」ってことを。
一生デザイナー
デザイナーを続ける限り、インプット・アウトプットを止めるつもりはない。ペース配分は考えよう。
あとは実践でどれだけいいパフォーマンスができるか。
仕事に対する貢献度。
いくら勉強しようが関係ない。
できるかできないか。
ただそれだけ。
これからは
気が向いたらインプット。
暇な時にアウトプット。
これに尽きる。
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