ぼくはインハウスデザイナーとして働きだして10年になります。インハウスデザイナーの仕事は会社が提供するサービスに対する制作物の作成が主な業務。
WEBサイト、LP、チラシ、クーポン等。業務範囲は浅く広くといった感じです。
Web業界のTwitterを見てると、スキル的に置いてかれているなと日々感じています。
という事で今日はインハウスWebデザイナーで中年オヤジが生き延びるコツをご紹介したいと思います。
平日は毎日帰って勉強する
仕事が終わってから勉強するのは地味にしんどいです。誘惑も多いですし。
最初は勉強するフリでもいいので、帰って勉強する姿勢になるという事を習慣にします。すると1ヶ月も経つと逆に勉強しないと不安になります。
ぼくはいつも家族が寝静まって、家事が一段楽するのが夜の9時すぎ。
そこから2時間ぐらいは自分の部屋に籠ります。
とにかく意識的に勉強できる姿勢をとるという行動が重要です。
本業が休みの日は勉強しない
ぼくはだいたい土日が休みなのでその時は家族と出かけたり、外食にいったり、積極的に家族と触れ合う事を意識しています。仕事のことは考えません。
というのも以前少しだけフリーランスに片足を突っ込んでいた時期、本業と副業で土日関係なく日が明けるまで机にしがみついて仕事をしていた時期がありました。
3ヶ月ぐらいするとさすがに具合が悪くなり、精神的にも追い詰められていきました。
結局フリーで仕事を請け負うことを挫折しました。
そんな経験から仕事とプライベートにメリハリをつけることの大切さを学びました。健康第一です。
まずは本業に直結する内容を集中的に勉強する
Webデザイナーの勉強といっても覚えないといけないことが多すぎて途中で挫折する人も多いはず。なのでまずは本業で関わりがありそうな分野。
例えばぼくなら仕事でPHPをよく使うので、その分野を集中的に勉強します。
Progateやドットインストール、YouTubeなどでひたすらやり込みます。
1週間継続できれば大まかな概要は掴めるので、そこから更に派生しそうな内容も習得していきます。PHPならLaravelなどのフレームワークをやってみたり。
グラフィックデザインはほどほどで
インハウスデザイナーはWeb以外にもチラシ広告やロゴデザイン、名刺、ショップカードの制作など紙媒体の仕事もちょこちょこはいってきます。
Webと違って新しい技術が毎月リリースされるといった分野ではないので、その都度デザインのクオリティを高められるようにPinterestなどのサイトでデザインの流行をチェックすることをオススメします。
経験値は本業以外で稼ぐ
インハウスデザイナーは経験値が稼ぎにくい業態です。完全受託のWebデザイナーと比較しても、新規サイトの制作数も少ないし、スキルも自分でどうにか身につけていくしかありません。
インハウスデザイナーは経験値を稼ぐ為に、本業以外のところで自分を売り出し、仕事を獲得する。そういった働き方をしていかないとWebデザイナーとしての価値はどんどん失われていきます。
特にぼくのような30代以上のミドル世代のおっさんはWebの新しい技術にあまりついていけてない人が多いはず。
副業が推奨されている時代の流れにのって、本業以外で仕事を請け負うのもスキルアップに繋がり、本業にも役立つことをぼくは実感しています。
油断したら足元すくわれます
ベテランのWebデザイナーだからといって毎日仕事が終わってのんびりしていたら、あっという間に若手に先をこされます。
最近のWebデザイナーの求人要項を見ていると、今の自分では足元にも及ばないハードルの高い内容がびっしり記載されている場合も。
具体的にはプログラミングのスキルが昔に比べて断然必要になりました。デザイナー兼プログラマーのような働き方が主流になりつつあるので、中年おっさんには正直しんどいです。デザイン作ってちやほやされてた時代が懐かしい。
とにかくWebデザイナーでこれからもやっていくならプログラミングの教養はマストです。
道のりは険しいですが、時代に置いていかれないよう、ぼくは隙間時間を見つけて勉強と脳内更新をコツコツ継続していこうと思います。
でわ。
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