Ricoh GRというカメラには、背景をぼかすための機能が予め備わっています。
背景をぼかした写真って、一眼レフみたいなごっついカメラじゃないと撮影できないって思い込んでいませんか?
実は、Ricoh GRという高級コンデジと呼ばれるポケットサイズのカメラでも、一眼レフに負けない背景のぼけた写真が簡単に撮影出来るんです。
今日は、GRを使った超簡単な背景のぼかし方をご紹介したいと思います。
1. Avモードに設定する
まずは撮影モードをAv(絞り優先モード)に設定します。
ちなみに絞りっていうのは、カメラに取り込む光を調整する機能のこと。
F2.8とかF11という数値で表現されます。
絞りを開放(F値を小さく)すると、明るくぼけやすい写真に。
絞りを絞る(F値を大きく)すると、暗くぼけにくい写真になります。
2. マクロモードに設定する
Ricoh GRではマクロモードという機能が備わっています。
マクロモードに設定すると、被写体にめちゃくちゃ近ずいてもピントを合わせることができます。
マクロモード無しで、被写体に近づいて撮影しようとすると、なかなかピントがあいません。
GRのマクロモードでは、被写体に10cmまで寄って撮影することができます。
3. 絞りを開放して撮影する
背景をぼかすときは、絞りは開放(F値を小さく)します。
GRではF2.8が最小の絞り値。
人差し指で上記のダイヤルを回すと、絞り値の調整ができます。
4. 背景を被写体から離す
こちらは、被写体と背景を上からみた写真です。
一般的に、背景と被写体の距離を離すほど、背景のぼけは大きくなります。
では実際に撮影してみましょう。
▽F値16(最大)
背景の香水がくっくり写ってます。
▽F値5.6(中ぐらい)
背景が少しぼやけてきました。
▽F値2.8(最小)
背景がかなりぼけていますね。
Ricoh GRではこんな感じで、撮影モード、被写体と背景の距離を設定するだけで簡単に背景をぼかすことが出来るんです。
まとめ
いかがでしたか?
Ricoh GRで背景をぼかすときは、Avモード(絞り優先モード)、マクロモード、絞り(F値)を最小(F2.8)にして、被写体と背景の距離を離して撮影すると、いい感じにぼけた写真が撮影できます。
知らなかった方は、是非試してみてくださいね。
でわ。
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