こんにちは。@zouです。
これからのデザイナーの評価は滞在時間ではなく、どれだけ質の高いものを時間内にアウトプットできるかに尽きます。これは現在の一般的な事務や公務員の評価基準とは大きく異なります。
今日はこれからデザイナーとしての評価を高めながら生き延びていくにはどうしたらいいかという個人的な感想をお話したいと思います。
従来の雇用体系では評価しにくい
以前Twitterでこのようなコメントをしました。
デザイナーは他の一般的な仕事の人から見ると遊んでるとか真面目にやれとかそんな視線で見られることもまあまあある。わたしは遊んで結果出せてるなら問題ないかなと思うし、逆に真面目なフリして結果が出ないほうが問題ありかと。
— zou (@tomo09648908) April 6, 2020
小さい頃から親から「勉強は真面目にやれ」とか「遅刻は絶対ダメ」と言われながら育てられた方がほとんどかなと思います。僕もそうですが、そこに「何故?」をいただかずに今に至ってしまいました。
で今僕はデザイナーをしてるわけですが、ちょっと抜けている人ほど仕事ができるみたいなケースが見受けられます。逆に性格が真面目で硬い人ほどいい結果が出せないことが多いような。ちなみに僕は真面目なほうです(笑)
デザイナーが特殊なのかは分かりませんが、少なくとも真面目なフリしても結果が出せないデザイナーは評価が低いままです。
そもそもデザイナーは評価されにくい
例えば僕の場合、デザインを考えるときはGoogleで関連ワードを検索してからイメージを固めていきます。
第三者から見るとただのネットサーフィン。「仕事中に何やってんだ」ってことになります。あとデザインが煮詰まったときは屋上のテラスで物思いにふけったり、一旦外に出てコンビニで立ち読みしたり。頭の中をリフレッシュさせます。すると「さぼりすぎ」みたいな目で見られることも(実際はそんな目で見られてないかもしれませんが、そういう雰囲気を感じることはあります)
ただ屋上のテラスに行くことも、コンビニで立ち読みすることも必要な行動で、別にさぼってるわけではないんです。このあたりの理解を得るのが難しい会社もあると思います。テレワークなら気にならないんですけどね。
人によって効率が大きく異なる
デザイナーに限らずですが、個人のスキルによって作業効率が大きく異なります。例えばWEBサイトを1件、デザインから納品まで担当するとしたら、ある人は1ヶ月で終わるのに、2ヶ月かかるって人もいます。クライアントによって多少前後するのは仕方ないですが、ほとんどの会社が人件費ベースでコストを計算すると思うので、案件に対して一概にいくらという値付けがしにくいという点もあります。
テレワーク普及で成果主義へシフト
コロナの影響で僕の会社でもテレワークが解禁になりました。テレワークが普及すると会社からは従業員が何をやっているか見えなくなります。
例えば1日ずっとyoutubeを見てても会社にはばれません。ま〜そういう人はそもそも人としてどうなの?って思いますが、結論を言うと会社はその人の成果に対して評価するしかなくなります。今まで会社に来てなんとなく働いて定時になったら日報書いて帰るみたいなルーティーンの人には逆にきつい評価基準になるかもしれません。
大手メディアでも評価基準が変わると予測
テレワークで会社の評価が高くなる人、存在価値をなくす人の条件
最近はコロナの影響で大企業だけでなく、中小企業でもテレワークの普及が急速に進み様々なメディアでこれからの働き方に関する記事が取り上げられています。間違いなく言えることは、今まで以上に個人に対する評価基準は厳しくなるということです。
言われたことだけを真面目にこなしているだけの人には違和感を感じ出す人も多いかもしれません。自分で課題を見つけ、解決する力が問われるようになると思います。
デザイナー個人としてどうあるべきか
少し話がそれましたが、これからはデザイナー個人としてどういう意志をもちどんな成果を出したいのか、というところが問われてくる時代になると思います。会社員というよりフリーランスに近い感覚が求められるかなと感じています。
とはいえ、向き合って酒を飲みながら本音を語り合うみたいな時間も必要だと思います。僕は成果+人柄がその人の評価であり、存在価値であればいいなと思います。
でわ。