こんにちは。zou(@zou)です。
WEBデザイナーはデザインとプログラミングどちらを優先して勉強すればいいのか?という永遠のテーマに関する記事です。
わたしの答えは「WEBデザインとプログラミングどちらもやる」です。
とはいえ、未経験の状態からWEBデザインとプログラミングどちらも勉強するとなると検討もつかないぐらい時間を費やしそうだし、モチベーションの持続が難しいですよね。
ちなみにわたしは、企業のインハウスデザイナーとして10年働いていて、デザイン(WEB/雑誌の紙面やDM)、プログラミング(PHP/Javascript)、簡単な管理画面を伴うシステム構築をするときもあります。
いわゆる何でも屋ですね(笑)
WEBデザイナーになるためには
デザイナーを10年やってるけど、プログラミングもWEBデザインもDTPも全部好きだし狭い領域で越境できないのは嫌だ。好奇心旺盛なんです。
— zou (@tomo09648908) May 1, 2020
最近、Twitterで「Webデザイナーになりたい」という投稿をよく見かけます。まず、Webデザイナーという職種の定義が曖昧というのがわたしの印象です。
これは働く環境によってWEBデザイナーという言葉の使われ方が大きく違っているのが原因です。
例えばわたしのような企業のインハウスデザイナーなら、Webデザイナーといえど紙媒体の案件もあるし、社内システムの保守・運用を任させるケースも多いです。
これは中小企業がデザイナーに対して細分化してリソースを割けないという企業側の都合もあります。
これに対し大きな制作会社になると、Webデザイナーの職種も細分化され、
- UIデザイナー
- BX(ブランドエクスペリエンス)デザイナー
のようにより専門的な分野で仕事を募集しているケースもあります。
勉強をこれから始める段階でWebデザイナーのどのポジションを狙っていくかがとても重要です。わたしもそうでしたが、どうしてもUIデザインだけしたいなんて人はそこまで多くないと思うし、漠然とWEBデザイナーになりたいという人が大半だと思います。
デザインとプログラミングどちらを優先すべきか?
冒頭でもお話した通り、わたしはWEBデザイン、プログラミングどちらもやるべきだと思います。
WEBデザイナーという職種の定義の曖昧さ、働く環境により求められるスキルが異なるという点から、駆け出しの時点で自分でスキルに制限をかけるのはそれなりにリスクを伴うからです。
得意、不得意は人それぞれあります。まずは継続できそうな分野を見つけ、少しずつ幅を広げていくのが得策で、ちなみにわたしの場合は、まずグラフィックデザイン(雑誌やDMのデザイン)から入り、WEBデザイン、プログラミングの順でスキルの幅を広げていきました。仕事で求められる内容がその通りだったので必然的に勉強するしかない状況でした。
切っても切れない関係
WEBデザインを考えるとき、かならずコーディング(プログラミング)の都合を考えながら設計します。これはわたしがデザインとプログラミングどちらも知識を持っているからできることで、もしプログラミングが全く分からない人がデザインを作ると、コーディングしづらい設計になってしまう確率が高いです。
Twitterでもその界隈の不平・不満はよく見かけます。
勉強のモチベーションを維持させるために
勉強のモチベーションを維持させるためのコツですが、
オンラインサロンに入る
わたしがWEBデザイナーの勉強を始めた当時はブログ全盛期だったので、ブログで自分のメディアを育てながらWEBデザインの勉強を継続しようと思い、コミュニティに半年程参加してました。わたしが参加していたのはデジタルマーケティング専門家のジュンイチさんのコミュニティです。
そのおかげで今もブログを継続でき、そこから仕事に繋がることもあり、デザイナーとしての経験値を積むキッカケづくりになりました。
ブログを書く
WEBデザインの勉強の過程をブログで掲載しました。ブログはサムネイル画像デザイン、ライティング、サイト全体のブランディングなどの知識が総合的に身につくので、WEBデザイナーを目指す人はやって損はないです。
今ならyoutubeでもいいかもしれませんが。とにかく勉強したことはアウトプットするという作業がデザイナーとして大きく役にたったことは間違いありません。
最後に
ということでWEBデザイナーはWEBデザインとプログラミングどちらもできた方がいいというのが結論です。
仮に勉強を始める時点で職種を絞る場合、その絞った分野で周りより優位に立てる何かがないと将来的に厳しくなると思います。
なので、まずは浅く広く初めてみて、少しずつ深掘りしていく、というやり方がわたしの経験もふまえた上でオススメかなと思います。
でわ。
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