誰でもバランスの良いデザインを簡単に表現できる2つのコツ – ゾウデザ

デザイナーハック

デザイナーがよく耳にする言葉。

「このデザインバランスがいいね〜」

 

デザインのバランスって?

デザイナーっぽいからとりあえず言葉だけ使ってる人も多いのでは?

僕はデザイナーになりたての頃はシーソーじゃあるまいしデザインのバランスって何だよ!

と思いながら四苦八苦してた時期がありました(笑)

分からなさすぎて、上司とバチバチし、「今日は行きたくないので休みます」と言ってモンモンしてた頃が懐かしいです。

 

今日はそんな意味不明なデザインにおける『バランス』について分かりやすくご説明します。

デザイナー初心者の方は必見です。

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色と形のバランスについて

まず下の図を見てみましょう。

balance1

この世にある全ての色は彩度、明度、色相の3つの要素で成り立っています。
画像の上の段を見てみましょう。

 

緑と黒を比較すると、黒が圧倒的に重く右に重心が傾きバランスが悪い感じがしませんか?

黒はすべての色の中で最も重い色です。(ご覧の通り)

 

続いて下の段。

黒の面積を小さくした場合、左と右で重さが均衡に保たれている為、バランスが良いと言えます。
ここでは極端な例を記載しましたが、色の重みは彩度、明度、色相によって決定します。

 

 

ロゴと文字のバランスについて

次にこちらのロゴ。
balance2

 

なんだかしっくりこない部分があるような。ないような。

 

この場合、左側より右側のロゴの方がバランスが悪く感じます。
バランスが悪い要因は文字が左寄り、ロゴの割合に対してテキストが大きすぎといった所です。

 

しかし100人に10人は右側が良いと答えるかもしれません。

あなたが世界で活躍する有名なデザイナーでない限り、一般的によくあるデザイン。

つまり90人が選ぶデザインが現場では求められます。

 

 

まとめ

デザインのバランスを構成する要素は上記以外にも無数にあります。

質感、空間、音、時間などなど。

 

デザインに音なんてあるの?

こいつ頭おかしいんじゃない?

まるで変人を見るような目で僕を見つめる人もいるかもしれませんが、本当にあるんです。

 

現場では定規で毎回数字を計りながら、バランスを数ミリ単位で調整してデザインする事なんてまずありません。

そんな時間もないので。

 

デザインのバランス感覚はこれが正解というものではなく、経験を積む中で蓄積されるものです。

デザイナーほやほやの方は、世の中に出回っているデザインを参考にしながら、鋭い目と犬のようなデザイン的嗅覚を養う事をお勧めします。

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