わたし流のロゴデザインの考え方 – ゾウデザ

デザイナーハック

ロゴデザインはデザイナーの腕とセンスが大きく問われる特殊なものだと思います。

会社のアイデンティティーを言葉から具現化し、デザインに落とし込む。

 

もちろんそこまでしなくても何となくカッコ良いロゴを作る事もできます。

でもそのロゴは中身がなく、会社の方向性も感じられない。

更に、スタッフのやる気や採用のしやすさなどにも響いてきます。

だからロゴデザインはすごく大事なんです。

 

ということで、今日は僕のロゴデザインのワークフローをご紹介したいと思います。

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1. 会社の現在のポジションの確認

まずは業界における会社のポジションの確認をします。

業界ではどの年齢層にどのくらい人気があるのか。

現状の抱えている問題点。

競合会社と比較して劣っている点など。

客観的に会社のポジションを確認し、現状の問題点を言葉で思いつく限り書き出します。

 

2. 今後の戦略の計画

 

会社のポジションを確認したら、次に今後の方向性についてディスカッションしていきます。

競合他者とはどういう形で差別化を行うのか。

ターゲット層、サービスの見直しなど。

できれば社長だけでなく、スタッフ全員で話し合いを行い、イメージを共有していきます。

 

 

3. ブランドコンセプト作成

 

会社の進むべき方向性が纏ったら、ブランドコンセプトを作成します。

有名なところで、TOYOTAの「FUN TO DRIVE」

「日本人の気持ちをもう一度ドライブさせたい」「もう一度新しいクルマの楽しさを創造させたい」という想いを込めたもの。

会社がこうしたいという信念を言葉に落とし込んでいきます。

 

 

4. ロゴデザイン作成

ブランドコンセプトが固まったら、言葉を具現化していきます。

手書きで思いつく限りロゴデザインのパターンを書き出していきます。

 

クラウドワークス提案用のラフ案

 

 

5. ロゴデザインを描き起こす

思いついたロゴデザインの中から、一番しっくりきたものを選んで専用のソフトで描き起こしていきます。

名刺、封筒、ホームページ、チラシなどロゴの使用用途は多岐に渡ります。

ロゴデザイン作成時にロゴ使用マニュアルを作成し、会社全体でデザインの使用用途のイメージの統一を図ります。

 

クラウドワークスで提案したロゴ

 

 

 

最後に

冒頭でもお話した通り、ロゴデザインは会社のアイデンティティーを表現する重要な要素の一つです。

ロゴデザインは会社がなくならない限り、永久的に使われ続ける資産となります。

 

2〜3万程度で安くロゴデザインを作成する事もできますが、大事な会社の資産と考えると、想いや信念を上手く汲み取ってくれる制作会社に依頼する事をオススメします。

 

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