中小企業ブランディングの具体的戦略。まずはこれで地域No.1になろう!

ブランディングとは、ブランドに対する共感や信頼など顧客にとっての価値を高めていく企業と組織のマーケティング戦略の1つ。ブランドとして認知されていないものをブランドに育て上げる、あるいはブランド構成要素を強化し、活性・維持管理していくこと。また、その手法。ここでいうブランドとは高級消費財に限らず、その対象としては、商品やサービス、それらを供給する企業や団体のほか、人物・建築物・史跡・地域 ・祭事など、あらゆるものが該当する。

出典:Wikipedia

 

こんにちは、福岡のブランディングデザイナーTomoharuです。

 

僕は福岡の春日市というところで中小企業のブランディングのお仕事をさせていただいています。

 

福岡のブランディングデザインで有名な人は?

おそらく何も思い浮かばない方がほとんどだと思います。

でも「春日市 ブランディングデザイン」で検索すると一番上にしっかり表示されます。

とりあえずWeb上では春日市でNo.1だと自負しています 笑

 

ちなみに安くて手頃なハンバーガーといえば?

ほとんどの人がマクドナルドと答えるでしょう。

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中小企業のブランドとは?

僕が知る限り、中小企業の多くはしっかりしたブランディングを行わず、手軽な広告戦略に一喜一憂しているケースが見受けられます。

 

広告を打てば、売り上げも一時的に改善されますが、広告効果なんて長く見てもせいぜい1〜2ヶ月程度。

売り上げが下がればまた広告を打つという、終わらない広告スパイラル。

 

買って、買っての押し売りが続けば、誰だって嫌がります。

その時だけ価格を下げても、何も対策をしなければリピーターに繋がりにくいでしょう。

 

 

 

なぜブランディングが必要なの?

中小企業が長期で利益を保ち続ける為にはブランディングが必ず必要です。

なぜなら買って買っての広告だけでは物が売れにくい時代に突入しているから。

 

それでは中小企業のブランディングではどのような効果が得られるのか?

 

会社のブランド力が高まる

ブランド力が高まれば競合他者と差別化が図れます。

また価格競争からも離脱できるため、独自の価格設定でもサービスが売れるようになります。

 

またブランド力が高まれば、サービスが売れるだけでなく、社内スタッフのやる気向上や採用がしやすくなるといった面も期待できます。

 

いずれにしてもいいことばかりなんです。

 

ファンが増える

会社のブランドに魅力を感じた顧客が固定のファン(リピーター)になってくれます。つまり広告をうたなくても勝手にサービスが売れる状態になります。

小さな会社ほどブランディングが重要

小さな会社は広告に費やせる資金も限られている為、TV CMやマスメディアで取り上げてもらうことはなかなか難しい状況がほとんどです。

 

では、お金をかけずに売るにはどうすればいいか?

 

最近では地方の自治体で格安のPR動画を作ったり、ホームページをリニューアルしたりと自分達で何とか盛り上げていこうという動きも見受けられます。

 

ただ、ゴールが見えない状態でとりあえずやってみようブランディングだとその時は一時的に盛り上がっても、すぐ鎮火します。

 

世間は意外と冷たいです。

 

では、中小企業が長く生き残る為のブランディングってどうすればいいのか?

 

 

ブランド力を高める具体的方法

中小企業のブランド力を高めるに、僕は下記の流れを考えてご提案しています。

 

1. ポジションの確認

まず、あなたの会社が業界でどのぐらいの市場で、どのくらいの位置づけなのか把握する事から始めます。

 

僕が提案するブランディングでは、一定のエリアでNo.1になる事を目指しています。

 

2位でもダメです。

1位を狙いましょう。

 

もし現時点で2位以下だとしたら、1位になれるポジションを考えます。

 

エリアを絞るのか。

提供するサービスを絞るのか。

 

絞れば絞るほど、会社の専門性が高まり、1位になれるポジションが見えてくるはずです。

 

 

2. メインターゲットの設定

次にあなたの会社は誰をターゲットにしているのか。

 

「老若男女全員から愛されるサービスです」

とか言われても全く響きません。

 

「20代のシングルマザーに愛用される美肌クリーム」

ぐらいまで絞りこみましょう。

 

中小企業が大企業に勝つには、小さいエリアで専門性を高めることが重要です。

 

3. 会社の方向性の検討

あなたの会社は将来どうありたいですか?

これは社長やスタッフの想いが込められたものが望ましいです。

 

全スタッフに同じ方向を向かせる為に、社長は会社のビジョンをはっきりと伝えましょう。

 

社長の想いや言ってる内容が毎回チグハグだと、会社全体の士気も下がります。

 

一つの信念を持って、突き進む。

 

中小企業のブランディングではブレない軸が必要不可欠です。

 

4. 企業理念の設定

会社の方向性のイメージが固まったら、そのイメージを言葉に落とし込んでいきます。

 

TOYOTAを例にすると

「FUN TO DRIVE」みたいな。

 

会社を一言で例えるブランディングの根幹です。

 

シンプルで分かりやすい言葉を企業理念に設定しましょう。

 

5. ブランディングの実行

会社の方向性が固まったら、いよいよブランディングを実行していきます。

中小企業で予算が限られている場合は、名刺、会社パンフレット、DMの制作、ホームページのリニューアル等といったところです。

 

最後に

顧客に「○○といえばあなたしか思いつかない」と言われるようになればブランディングは成功です。

 

いきなり全国に向けてメッセージを発信せずに、まずは狭いエリアから少しずつブランドイメージを高めていきましょう。

 

中小企業では広告の予算が限られている為、大規模なイメージ戦略がとりにくいのが現状です。

 

背伸びせず、自然体のブランドイメージを定着させる事が、ブランディング成功への一番の近道だと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

グラフィック出身のWEB/UIデザイナー|福岡の事業会社で採用や社内コミュ育成に関わるWEB制作や業務アプリ開発|SHE Inc.|デザイナー向けコミュニティ運営 #zodeza