日本におけるスポーツベットの状況

カジノ

長らく日本でスポーツベットをスポーツ振興の財源にする討論はされているものの、未だ何ら具体的な案は固まっていません。

しかしコロナ禍で公営ギャンブルがよりオンライン利用化されたことやスポーツの国際化、日本人選手の活躍、ライブストリーミングサービスの普及に推され、スポーツベットサイトの利用者数は増加しています。ここではスポーツベットについて解説します。

スポーツベットとは

スポーツベットとはスポーツの試合結果や特定のイベントに賭け金を賭けて予想を当て、配当金を得ることを目的としたギャンブルです。公営ギャンブル以外ではブックメーカーでできます。

様々なスポーツが対象

対象となるスポーツ種目はブックメーカーにもよりますが、国内外サッカー、野球、テニス、バスケ、ゴルフなど非常に多くの種類があります。また試合の勝敗だけでなく、前後半スコアなど様々なパフォーマンスに対して賭けることも可能です。

ブックメーカーによってはスロットやポーカー、Plinkoなど多くのゲームができるサイトもあります。

努力すればそれなりの結果が出せる

単にプレイするゲームとは異なり、運だけでなく、スポーツや選手に対する知識や分析力が配当金の獲得に必要になります。選手やチームの過去の成績や各選手の調子などから正確な予想ができるからです。

海外では大規模な市場

2023年の世界スポーツベット市場の価値は約2,000億ドルまで膨らんでおり、今後も拡大すると予想されています。スマホやネット環境が良くなり、誰もがより気軽に利用出来るようになったことが要因とされています。

日本のスポーツベットの種類

現在の日本では公営競技として以下のギャンブルがあります。

競馬

騎手が乗った馬でレース走行し、順位を競います。

出馬する馬の頭数はレースにより異なり、最大18頭です。

トップになる馬や順位を予想し、馬券を購入します。馬券は競馬場やWINS(場外馬券販売所)で購入するか、オンラインなら「即PAT」で購入できます。

競艇

モーターボートレースで順位を競います。6艇のボートから1着や順位を予想し、舟券を購入します。

競馬に比べ参加ボートの数が6艇しかないため、的中率が高いです。競馬だと18馬なので、1/18の確率ですが、協定ではそれが1/6になるのです。

また、スピードがあり、数分で完了するため、結果がすぐ出るという魅力があります。

「Boad Race Web投票」に登録すると舟券がネットで購入できます。

競輪

バンクと呼ばれるレース競走路を自転車で1位を目指して競う競技です。

競輪ではスピードと選手の戦略や攻防戦が魅力です。着順を予想するためには選手の心理状態や調子、過去の対戦結果などの分析が必要です。

車券は会場で購入するか、公式サイトで購入できます。代理店サイトでも取り扱いがあります。

オートレース

オートバイに乗った選手のレース結果順位を予想します。8選手が1周500mのコースを6周しますが、大きなレースでは8周や10周でも行われます。レースはハイスピードに進行し、追い越しなどの技術が見どころです。

車券は公式サイトでネット投票できますが、複数の代理店サイトでも取り扱いがあります。

サッカーくじ(TOTO)

スポーツくじ及び「toto(トト)」と呼ばれるサッカーくじ。サッカーの試合結果を予想します。1口100円から購入できます。予想は全試合を選んでもよし、自分が自信のある試合だけ選んでもよし。各ホームチームの勝ち負け、引き分けを予想します。

くじはくじ売り場とコンビニで購入できます。ネットなら公式サイトか提携代理店サイトで購入可能です。

オンラインへの移行

上記で説明のある通り、公営競技(競馬、競輪、競艇、オートレース)とスポーツ振興くじはオンライン化が進み、近年利用者はスマホから気軽にベットしています。

スマホの普及時代の人の高齢化もあり、利用者の年齢層は高齢者まで幅広いです。

ライブストリーミングの普及

DAZNやNEXTなどのライブストリーミングサービスが根付き、国内外のスポーツ試合がより気軽に観戦できるようになりました。それに推されて、ウィリアムヒルやStakeなどの大手ブックメーカーサイトを利用してスポーツベットを楽しむ人が増加しました。

SNSを通じたスポーツの国際化

SNSの普及により、海外のスポーツについての情報が日本にいながらもリアルタイムで手に入るようになり、様々なスポーツの認知度が上昇しました。今まで知られていなかったスポーツや選手についての情報がわかり、各種モバイルデバイスからネットにアクセスしてスポーツベットしやすくなりました。

日本人選手の活躍

近年サッカーから野球、格闘技、テニスなど、あらゆるスポーツで日本人選手が国際的に活躍しています。

ストリーミングサービスにも推され、これらの選手の活躍はより身近になっています。応援ベットをする人も多いです。

オンラインブックメーカーの台頭

スポーツベットを提供している会社は「ブックメーカー」と呼ばれ、競馬やF1の本場であるイギリスではオンラインだけでなく実店舗をもつ大手のブックメーカーも複数あります。

店舗型で有名なのはウィリアムヒルやLadbrokesです。オンラインの場合はやはり早くから日本市場に参入しているウィリアムヒル、仮想通貨特化型でスロットや plinko game のオリジナルゲームが人気のStake.comなどが有名です。

コロナ禍以前からブックメーカーの人気は高まっていましたが、コロナ禍で一気に利用者数は増え、日本市場に新しく参入するブックメーカーの数も増えました。

まとめ

スポーツベットの状況について公営ギャンブルとブックメーカーを解説してきました。ブックメーカーでは無料ライブストリーミングで試合が見れるスポーツもあります。公営ギャンブル以外のスポーツ観戦をしたい際には利用するのも手です。

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