ブランディングが日本で認知されにくい理由 – ゾウデザ

デザイナーハック

数年前からブランディングデザイナーという肩書きで活動しているんですが、あまりしっくり来てませんw

その理由はブランディングという言葉が漠然としたテーマだから。

 

で何するの?とかそれなに?っていうぐらいの認知度。

 

それよりもホームページ制作とか、チラシ制作とか具体的なものに対してはお金を払ってもいいかなという気分になる。

ここが難しいところ。

スポンサードリンク

 

そもそもブランディングって何?

ブランディングとは企業が提供するサービスを高め、価格競争から抜け出し、ぼ〜っとしてても勝手に商品が売れ出すようにするための施策。

ここがブレブレな会社が非常に多い気がしてます。

 

じゃ〜ブランディングって具体的にどうするの?ってお話なんですが、例えばロゴ。

一目で見てどんな会社が分かりますか?

分からないなら再検討する必要性があります。

 

サービス内容。

セレブがお忍びで通う美容室なのに、無駄に割引クーポンばらまいてませんか?

 

会社のホームページ。

スタイリッシュで洗練された旅館のサイトなのに、近所の動物園のPOPなバナーを貼り付けたりしてませんか?

 

こういうことを見直していくのがブランディングです。

 

一つの目標に対して、まっすぐ突き進むための改善策を考えます。

寄り道してるとたどり着けないので、障害物は取り除きます。

 

ちょっと景気が悪いといろんな事をやりたくなる気持ちは分かります。

でも本当にそれって必要ですか?

 

 

ブランディングの重要性

ブランディングがしっかりしてると会社運営のいろんな決済に根拠が生まれます。

なんとなくこっちがいいかなとか。

とりあえずやっとこうかとか。

判断が難しいときに、会社の進む方向性がはっきりしていれば、それに対して必要か必要じゃないか。

簡単に答えが見つかります。

 

いろんなことに手を出している間はいつまでたっても根拠のある判断はできません。

まずは一度立ち止まって何を誰にどんな形でアピールしたいのか。

考えてみませんか。

 

 

簡単に手に入るものは長くは続かない

一番分かりやすいところでリスティング広告とよばれる、GoogleやYahooが提供している検索ワードに対する広告表示サービス。

お金を払えば検索の一番上に表示されます。

お金がなくなれば、即効消されます。

 

あとは折り込みチラシなんかもそうですね。

最初の2,3日は反応がいいけど、そのあとはさっぱり。

 

どちらも短期間に効果が見込める販促ですが、長続きさせるのが難しい。

 

 

ってことでやっぱりブランディングが必要かなって感じてもらえると嬉しいですw

 

 

 

流行りや人の言葉に流されないで欲しい

いろんな事に挑戦してみるキッカケっていうのが、知り合いのお誘いとか流行とか。

特に最近は消費のサイクルも人がサービスに飽きるのもほんとに早いなって思います。

 

流行にいちいち付き合ってたら、きりがないんです。

 

だから自分が提供できる最高のサービス。

これが何なのかを突き詰めて考える事が大事かなって思います。

 

 

 

長い目でみればブランディングが最高のPR戦略

さんざんブランディングが大事って言ってきましたが、最後にもう一度いいます。

ブランディング考えましょ!

ロゴ、ホームページ、SNS、チラシ、名刺など。

ツールはたくさんあります。

 

頑張ったわりにはちっともお金にならないツールもたくさんあります。

 

何を使ってどうやってPRしていくか。

そこが大事です。

 

 

 

最後に

海外ではブランディングって認知度が高いみたいなんですが、日本はまだまだ。

目に見えないものが信じられないっていう国民性とも言われています。

 

今は見えなくても、少しずつ見えていくこともあります。

将来への投資。

そこに価値を感じてもらえる人が増えるといいなって思います。

Visited 1 times, 1 visit(s) today

コメント

タイトルとURLをコピーしました